臨床業務研究会
日本全国の徳洲会グループで奮闘している病院薬剤師が各ブロックで開催される臨床業務研究会に様々な情報を持ち寄り発表します。開催は各ブロックにおいて年1回実施しています。各病院の薬剤師が研究成果や調査結果の発表、症例報告などを学会形式で行います。参加する薬剤師は新人薬剤師から専門認定を取得している薬剤師まで幅広く、発表内容も多岐にわたっています。研究会の構成内容としては一般演題と特別講演があります。一般演題は各病院において取り組んだ成果や症例報告が中心となり数多くの演題が集まり、共通の問題点を討論したり、自病院にはない診療科や業務内容についても情報を得ることができます。特別講演では専門や認定を取得している薬剤師からの教育あるいは各分野の動向などについての講演があり、論文の書き方から臨床推論など役に立つ情報が満載です。時には外部講師や製薬会社の学術担当者より、特別講演をやっていただくこともあります。この研究会に参加した薬剤師はそこで得た情報をもとに自病院へ持ち帰り、業務改善や更なるステップアップを模索し病院薬剤師業務に繋げています。