薬剤部会長 大里 恭章

徳洲会グループは全国に76の病院を展開し、「生命だけは平等だ」という理念のもと、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」を目指しています。救命救急医療はもちろんのこと、慢性期医療、予防医療から先進医療や臨床研究まで、幅広いニーズに対応した最善の医療を提供しています。

私たち薬剤師はチーム医療の一員として、服薬指導や持参薬管理などの病棟薬剤管理業務を担うと同時に、がん化学療法、無菌調製、在宅薬物療法、自己注射指導、感染対策(AST)、栄養管理(NST)、TDMなどの専門的な業務にも積極的に取り組んでいます。また、救急医療、集中医療、手術室業務、災害医療支援、治験、臨床研究など、多岐にわたる分野での役割を果たし、中毒研究会、糖尿病研究会、褥瘡NST研究会、妊婦授乳婦薬物療法研究会などの研究会活動や、教育研修委員会、医療安全委員会、感染委員会、業務推進委員会などの委員会活動を通じて、薬剤師の技術向上と情報共有に努めています。そして、医薬品適正使用の推進や経営マインドを持って、業務の効率性を高める取り組みにも力を入れています。

また、さまざまな分野における専門・指導薬剤師や、各種学会の認定薬剤師、専門薬剤師も数多く在籍しており、学会発表、論文投稿などの学術活動を積極的に行い、若いスタッフへの指導、サポートも手厚く実施しています。

このように徳洲会グループで働く薬剤師は、北は北海道から南は沖縄まで、地理的な距離を超えて結束力を保ちながら、常に一丸となって医療の現場で貢献しております。

薬剤本部長 大里 恭章(おおざと やすゆき)